Ludlow Castle - ルドロウ・キャッスル -でおこる素敵な出来事
no spring chicken


ん・・いい香り

あれ?
もしかして、ファーストフラッシュ?

へぇ、もう今年の春摘みが届いたんだ


ふぅん・・
そっかぁ、そんな時期なんだ・・世間は・・



ねぇ、タバサ
僕はさ、春が大好きなんだ


窓から差し込む柔らかな光と
甘い香りを運んでくれる春風
そして、心地良く響く小鳥達の囀り


ほら、絶好のお昼寝日和!



なのに、見てよ!


この堆く積まれた本の山!

いつか崩れてくるんじゃないかと思うと
おちおち勉強すらできやしない

哀れ僕はこの分厚い本の山に埋もれて
儚くもこの世を去るんだ・・

そうしたら、泣いてくれる?



でもさあ
これが一週間分だっていうんだから
笑っちゃうよね


こんなに脳に詰め込んだところで、
古いものがポロポロと毀れ落ちて
結局身にならないって

あの執事は考えないのかなぁ?


ああ
もう、やめ、やめ!


せっかくだから
みんなを集めて
外でティーパーティーをしようよ!


準備はマーカスにみつからないよう
こっそり頼むよ

ね、タバサ

三男・サディ | comments(0)
It's about time


なんだよ
いきなり入ってきて・・
ビックリするじゃないか、ルゥ

しかも、その大荷物!
旅立つのは二日後でしょ?
ちょっと気が早いんじゃ・・



・・ははぁ〜ん
さては、また逃げ出そうとしてるね

・・え?
今度こそ、本気で家出するって?


ふぅん
勝手にすれば?
ボクには関係ないからね


・・って!?
なんで、殴るのさ!?


姉不幸者ってねぇ・・

今まで、人を散々こき使って
振り回しておいて
それはないだろう?


まあ、マーカスの人柄はともかく
彼の主張は正しいと思うよ


ルゥも年頃なんだしさ
そろそろ、淑女として・・

・・・っ!!!
痛いってば!!


あのねぇ、一人、ルドロウに
残される身にもなってみなよ

どうせマーカスのことだから
次々に講師を送りこんでくるに
決まってるじゃん

むしろ、ボクが行きたい位だよ



・・おっと、アイリス、いいところに!
ルゥが家出するってさ


裏切り者、結構
もう、いい加減、観念したら?



三男・サディ | comments(0)
dull afternoon


そこに置いておいてくれればいいよ
ありがとう、エマ



今日の紅茶はディンブラだね
ん・・いい香り
ここまで漂ってくるよ



ところで、何かあった?
何だかさっきから不安そうな顔をしてるから

それに、屋敷内も随分騒がしいようだし



もしかして、何か大きな失敗でもして
アイリスに叱られた?


違う?
いや、失敗しそうだなんて思ってないよ


なんだ、エマ自身のことじゃないのか



ん・・・
ルゥが戻ってきたわけでもなさそうだし


後は・・・そうだなぁ・・・


新しい執事が早速問題でもおこした?



ハハ・・・冗談だって!

あのアルマンのお墨付きだし
まあ、堅いよね

とりあえず、口うるさくないことを祈るよ



で、何があったって?


え?
エマも聞かされてないの?

ふーん


ま、気にしなくていいんじゃない?
大事な事だったら、そのうち話がくるだろうし

何もわからないのに
あれこれ想像したって仕方ないだろ


それより、話相手になってよ、エマ


実は、さっき、リリィから・・・

三男・サディ | comments(0)
tea party kitchen



あれ・・・メイ?


ん・・
リンゴとシナモンの
いい匂いがするからさぁ

つい、つられてここまで来ちゃったよ


アップル・パイでも焼いてんの?


え?

アップル・クランブル??


いいね、それ
ボクもご相伴にあずからせてもらおうかな



ああ
ボクの部屋まで運んでくれるって?

いや、ここでいいよ
ほら、そこの小麦粉が置いてあるテーブル
お茶を飲むにはちょうどいい高さだね

ねえ、あそこにある木のスツール使っていい?


服が汚れるって?
アハハハ!
そんなの、気にしなくていいよ

だって、洗ってくれるの、メイでしょう?


なーんてね


むやみに仕事を増やすなって
叱られちゃうかな?


でも、ここがいいんだ
だって、その窓から差し込む光がさ
気持ち良さそうじゃない?


二人でこっそりティータイムしようよ

ほら



ああ、ボクのはカスタードをたっぷり
サービスしてくれると嬉しいな

三男・サディ | comments(0)
autumun harvest


ああ、そうそう!

お祝いの件、ありがとう
さっき、カミーユとヘイリーから
丁寧なお礼状が届いたよ

そういえば、もうすぐだったよね
二人の結婚式

思い出に残る素敵な一日になるといいな




そういえばさ・・
この間出してくれたアップルパイ
あれ、チャリティが焼いたんだよね?


何でわかったかって?

パティシエが焼いてくれるアップルパイとは
ちょっと違うんだ

うーん・・
上手く言えないんだけどさ


なんか、あったかい味っていうの?


へえ
出来るだけ酸味の強い林檎を使うんだ?
隠し味にカルヴァドスを少々・・


なるほどね


あれ、好きなんだよね

だから、また焼いてよ

ね?

三男・サディ | comments(0)
a letter of invitation


んん・・・・

わかった、わかった
もう起きるから



こんな朝早くから、どうしたのさ、エマ?



早くないって・・今、何時?


・・・9時半は十分早いと思うんだけど


それよりボクに何か用事があったんだろう?



招待状?
マルグリートから?


へぇ・・
珍しいこともあるもんだ



ふーん
結婚式ねぇ・・・


あのフットマンのカミーユが結婚するんだってさ



どうするのかって?

当然、ボクは行かないよ


だって、面倒臭いだろう?


別にマルグリートとも、たいして仲は良くないしね



ああ、でも・・・

カミーユには、エグレッタに滞在した際に
色々とお世話になったから



何か贈ろうと思うんだけど
何がいいかな、エマ?

三男・サディ | comments(0)
come home


チャリティ、早速で悪いんだけど
美味しいお茶を淹れてよ


スウィーツ?
ああ、いらない

パピヨンでさんざん食べてきたからね


セシーの焼いてくれるスウィーツは
どれも美味しいけれど
ボクにはちょっと甘過ぎるかな



ルゥ?
ああ、パピヨンに置いてきたよ


何でって・・・


あの好奇心の塊のようなルゥが
そう簡単に帰ってくる訳がないって
わかってただろう?


真相をつきとめるまでは
ここには戻らないってさ


ま、その方が皆も静かで
助かるんじゃない?



あれ?
父上も母上もいないの?
あの二人が一緒に出かけるなんて
珍しいなぁ・・



と言うことは、
この館にボク一人きりってことだ



最高だね



お茶を飲んだら、しばらく休むよ


ああ、絶対に起こすなって
皆に言っておいて



やっぱり、ここはいいね
落ち着くよ


そう思わない、チャリティ?

三男・サディ | comments(0)
take off for


そう、この荷物でおしまい


マシュー、手伝ってくれてありがとう


さて、それじゃあ
父上に出発の挨拶をしてくるかな

父上は書斎?



あれ・・そういえば、ルゥは?

さっきまで、そこにいたのに


これ、ルゥの帽子だよね?
こんなところに置きっぱなしにして

まったく・・どこへ行ったんだか


とりあえず、無事に帰って来られるよう、祈っててよ


ボク?

ボクは大丈夫


心配なのはルゥの方!

おとなしくしていてくれると助かるんだけど・・


なんせ、面倒事が大好きだからね


まあ、今回は自粛するように伝えておくよ

三男・サディ | comments(0)
longing


ああ、チャリティ!
何、この噎せ返るような酒の匂い・・


新人メイドが料理酒でもこぼしたの?



ん?


へぇ・・あの三人がね・・


皆、酒に強いとはいえ、
これだけ飲んだとしたら
今日は一日ベッドから出てきそうにないね



え?

レオ兄さんが・・?



兄さんにしては珍しく思いきったことをするね


愛の力ってヤツ?
アハハハ!



ただ・・

ミックが素直にそれを受け止めるかどうか



いくら誠実なレオ兄さんが相手だって言ったって
そう簡単に納得できるもんでもないだろ?




ん・・・


ねぇ、チャリティ

来週、ボクもパピヨンに顔を出してくるよ


いつも腰が重いボクにしては
珍しいって?

まあ・・今回ばかりはね



ああ・・

そっか・・・アレがいたね・・




はぁ・・・仕方ないから一緒に行くよ
どうせ、おとなしくしていないだろうし



うん・・

ルゥにそう伝えておいて



頼んだよ、チャリティ


三男・サディ | comments(0)
Sweet Destiny


んん・・・あぁぁ・・・・・

おはよ・・・チャリティ・・・
もう、そんな時間?


眩し・・っ!!
カーテン、開け過ぎだよ・・

夏の強い日差しは苦手なんだ

どうせ、ボクは年がら年中
真っ白でひ弱そうですよ・・


暑いのも寒いのも嫌いだしね
基本面倒臭がりだし・・


そんなところは、父親譲りだなって
アルマンも言ってたよ


ああ、そういえば、アルマンは帰ったんだってね
ミックへの伝言を頼もうと思ってたんだけどな・・


何って・・

最愛の姉さまを持ってかれたんだから
元気を出せよ・・ってね


でもさぁ・・ミックにしろ、ルゥにしろ
気づかなすぎじゃない?

だって、チャリティだって、気づいてただろ?
二人の関係


皆、大騒ぎしすぎだって
なるべくしてなったって感じじゃん


レオ兄さんとミシェルか―


まあ、出来過ぎって言えば、出来過ぎだね


二人とも綺麗すぎるっていうか

何だろう・・現実感がないっていうか・・

今はいいけど、将来を考えると怖い二人だね

理想が高すぎなんだよ




まあ、ボクには関係ないけどね


ねぇ、チャリティ
今日は甘い紅茶が飲みたいな

いつもの濃厚なロイヤルミルクティーを淹れてよ


ルドロウを包みこんでる
この甘い雰囲気にはピッタリだろ?

三男・サディ | comments(0)
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