Ludlow Castle - ルドロウ・キャッスル -でおこる素敵な出来事
faraway


一人書斎で最後の夏のパーティーを思い出す




バルコニーの上をマーガレットが走り抜ける
それがあのパーティーで娘を見た最後の姿だった。

何事かと心配になったものの
タリアが心配要らないと
何故か確信に満ちた目で訴えるものだから
声をかけられずにいた。

バルコニーの上から見下ろす風景
このパーティー全体が見渡せる
よく見るといろんな表情が溢れている

喜びに溢れた顔、あれは・・・
ヴェルニエ子爵か

誰かを探しているような
物憂げな表情、あれは・・・
ラングフォード子爵か

この我が小さき世界にも
これだけの想いがあるのかと思ったものだ。


パーティーの後
ヴェルニエ子爵の表情の意味はすぐにわかった
しかし・・・今にして思うと
ラングフォード子爵の表情は、何かがあったと
思うのが自然ではないだろうか?

ふむ・・・・

若鳥よ、悩むことで見つけられるものあろう
今は精一杯悩むがいいさ

当主・アーネスト | -
父親と息子と新たな兄弟と
 

今年の夏最後のパーティーも終わり
社交界での予定もすべて終わった
いつ、自らの荘園へ戻ろうか
決めかねてはいる。

自らの招待客をほっとき
旅行へと旅立っていたチャールズも戻り
二言三言小言を言ってみたものの
パーティーでの出来事を聞かせ
その変化する表情をみたほうが
私の気持ちも晴れるというものだ。

我妻プリムローズには
あまり戯れがすぎるといわれたが
めでたい話はいつ誰にしても
良いものだと思う。

そうだ
我が娘イザベルの結婚が決まった。
相手はヴェルニエ子爵。
相手としても申し分はない
本人達も納得しているのなら
私に反対する理由などない。

まあ・・・まだ学生の身分であるから
しっかりと学業も修めてから・・・
ということになるだろうが

チャールズも素直に喜んでいるところを見ると
この結婚に賛成しているのだろう。

ところでなチャールズ
ヴェルニエ子爵に「お兄さん」と呼ばれる気持ちは
どんな感じかね?

当主・アーネスト | -
Scions of Destiny
 

待ちに待ったパーティー当日
準備も滞りなく済み
後は、招待客の到着を待つのみ

今回は珍しいゲストも見える予定であり
夏を彩る最後のパーティーに相応しいものになりそうだ


まだ、少し時間はあるな・・・
今度はこの本を読んでみるか・・・


秩序を望む 幻想があるなら
混沌を望む 幻想もまたある

生か死か 有か無か
どちらに傾くかは
物語の思うが侭

安心なさい

幻想はいつでも
君の傍らに存在し
永遠の安らぎを 君に与えることだろう

刹那の瞬きと供にね

個人的には
それが悲劇であれ
物語は多少 刺激的であるほうが
観客も喜ぶというものさ・・・か


欲な話だ。
この本のタイトルはなんだ?

「Roman」

か。

当主・アーネスト | -
前奏曲の後で



まったくなんということだ!
由緒正しきハウエル伯爵家の
使用人たるものが、あのように派手な格好で
その辺をうろうろするばかりではなく
ちゃらちゃらとした物言いで、大切なお客人の前に出るとは!

チャールズめ、私に黙って制服を変えるなどと
勝手なマネをしよってからに・・・
プリムローズが気に入らなかったならば
すぐにでも前の制服に戻すところだ!

ふう・・・
いかんいかん、紳士たるもの
自らの感情を整えることもまた重要か・・・

今回、招待したお客人も
次回のパーティーへ是非お越しいただきたいものだ
チャールズが招待した客人もくるでな・・・


プレリュードの後に続くものはなにか・・・
私も興味がわいてくる。 

当主・アーネスト | -
Ludlow Castle

 
復活祭からの数ヶ月は
慌ただしい日々の連続だ。
新しい本を読む暇すらなかった。

しかし、パーティーというもてなしは
由緒正しき我が家にとって
重要な事ではある。

社交界へデビューした娘達にも
数多くの機会を与えねばなるまい?

まあ、もう少しチャールズがしっかりとしてくれれば
私がここまで表に出ることもないとは思う。

ふむ・・・
残りわずかな時間だが
精々、優雅に楽しもうではないか?

舞台の幕開けは
既に整っておるのだから・・・

当主・アーネスト | -
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