Ludlow Castle - ルドロウ・キャッスル -でおこる素敵な出来事
気になるふたり


書斎の整理を終えて、中庭に目をやると…

…?

そこにはチャールズ様とデボラの姿。



7月のパーティーでデボラと話してから、この二人を見かけるとつい気になってしまう。
デボラはまだ少女、僕の2つ下の16歳。
チャールズ様のような方に声をかけられたら、勘違いしてしまうのも無理はない。

でも、チャールズ様は違う。
自分の立場をわかっていらして、どのような方と交友していくべきかも全て分かっている。
そんなチャールズ様がデボラのことを気にかけている。

チャールズ様の気まぐれはいつものことで、それは女性に対しても言えることだけれど…

現実的じゃないね、使用人との恋なんて。
悲恋にしかならないって、初めからわかっていてするなんて。

まあ、まさかね。

従者・ユリアン | -
過ぎ行く夏


 先週のパーティー、お客様にも楽しんでいただけたようで何よりです。

今年の夏はパーティーが続いたせいか華やかでした。
僕たち使用人にとっては、忙しい夏が終わりを告げようとしています。


朝晩冷え込んできたかと思えば、昼間はまだ暑い。
お嬢様方が体調を崩されぬようにメイド達が気を配っています。


このお屋敷にある立派な薔薇も、秋に入ると病気が増えます。

気温の変化に伴う病、秋の雨にも弱い。
そして、一度病気にかかると治りにくい。

秋の終わりから春の初めにかけて、薔薇は休眠します。
冬越しのために力をつけて、花のつきを良くするためです。

この時期をどう乗り越えるかが勝負のようです。


…まるでマーガレットお嬢様のよう。

従者・ユリアン | -
可視光線


先日のパーティーから…いやそれ以前からか、
リネットさんの様子がおかしい。

ノーマンとの痴話喧嘩は日常茶飯事だけれど、


なんか…すれ違う度に香水が強くなってる気がする。

このままだと、次のパーティーには強烈な香りになるだろう。


アンディじゃなけど、乙女心というものは良くわからないな…



女磨きがしたいなら、自分を着飾ることだけでなくて内面を磨くことが大事だと思う。

まあ、本人が気付かない限りは他人から言われても響かないだろうけど。



…え?

人のことばかりでなくて、僕ですか?

僕は今日もシルバーに自分を重ねて磨くだけです。



従者・ユリアン | -
夏の午後
 

銀製の食器は、磨き具合でその家の質がわかると言われます。

館にある銀製品を黙々と磨く作業は地味で退屈という人もいますが、
僕はこの作業が好きです。


柔らかく傷つきやすい材質

丁寧に磨けば輝く

大事にすることで長く使える…扱い次第で行く末が変わる。


まるで人間のようだと思いませんか。


…さて、今日の分はこれで終わり。
そういえば、ここにずっとあるお皿は誰かの置き忘れかな?
シルバーと一緒にキッチンへ戻しておこう。

従者・ユリアン | -
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