Ludlow Castle - ルドロウ・キャッスル -でおこる素敵な出来事
ノーマン、サボり中





 「すみません、今日はこれから予定が・・・。」

そう言ってデボラは深々と頭を下げた。



あ〜あ、今日はこれで5連敗。みんな忙しいんだなぁ。


タリアにアリスン、リネットにシェーラ、そしてデボラ。

仕事の合間を縫って、ちょっとだけ優雅なティータイムでもしようかとみんなに声を掛けてるけど、今日は特にダメだなぁ。


アリスンに至っては、

「良いけど…、一秒いくら?」

な〜んて右手を差し出してきたけど、そんな冗談でもいいから付き合って欲しかったなぁ。


「となると…、あとはエミーかぁ。」

中庭を抜けてふらふらとエミーを探しに歩くと、ふと、ダージリンの香りが漂ってきた。

「この香り、チャールズ様かぁ。いいなぁ・・・。」

部屋からこれだけ離れていてるのに香ってくる、最高級ならではの極上の香り。

いっそのこと、紅茶とお菓子目当てでチャールズ様を誘ってみようか、なんて考えが頭をよぎる。

いや、やっぱり一緒に過ごすなら女の子の方がいい。
そう思ってまたふらふらと歩き始めると…、

「ノーマン、ちょっと!」

あ。執事のドゥエインさんの声。(しかも若干怒り気味)


サボってるのがバレたかな、それとも・・・。

やだなぁ、と思いながら渾身の作り笑いを浮かべた。

「え?あぁ、どうしました?ドゥエインさん。」


僕はノーマン・パーシバル・タワーズ。

この世で一番、軽いと言われた男。

従僕・ノーマン | -



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